やっと涼しくなって走りやすくなったと思ったらもう大分寒くなってきて困っている、寒さに弱いすずきじゅんです。ガタガタ震えちゃう
そんな中、確実に寒いであろう「赤城山」に紅葉を見に行ってきました!
#てっぺんはうっすらと白くなってる、どうりで寒いわけだ

今の時期に紅葉を見ようと思ったらそこそこ寒いところじゃないとだめだろうと地図とにらめっこしてたら、赤城山と榛名山がなんか良さそう。
そのうちの赤城山は上ったことがないなと思って調べてみると、大沼までの道も良さそうだが、麓の周遊道路がまた良さそうなので今回は赤城山に決定!
渋川に車を停めて、赤城山を上って反対側に下り、グルっと周って戻ってきた時に時間と脚があれば伊香保も行きたいなという欲張りな気まま計画。
予定通り渋川に車を停めて川を渡ってふと見るとここは利根川。

そして走り出しからずっと上り。頂上までは基本上り続けなければならないから当然だけど。
この赤城自然園に向かう道をある程度上っていくと、赤城山の上り口の方に向かう「からっ風街道」なるものがあり、その名前だけで寒そうなもんだがやはり走ってみたいのでその道を走ることにする。
山の麓を周っていくような道なので上りっぱなしはないがアップダウンが続き、最初は調子よく走っていたがだんだんと脚にくる。最近乗れてないのでこんなんで脚が持つかどうか心配になってきた。
それにしてもこの辺りは八ヶ岳周辺によく似ている。
クラブの一泊ロングランではよく八ヶ岳エコーラインを走ったな。

ここまで思ったより長かったなぁと赤城山の上り口に到着。

事前に調べたところ赤城山を上るためには3つルートがあった。
一つは沼田の方からなのでパス、渋川側からの2ルートの内さてどちらにしようかとストリートビューで道の状況をチェックして、なるべくひっそりとした林道が好きだから地図上道が狭くてうねうねとしている小沼に向かう道を選んだ。
上り始めて採石場を過ぎた辺りから林道の雰囲気に変わってくる。
マップを見ると、ボールペンの試し書きのような細かなつづら折りが多いこの道の景色の変化は豊かで、標高が上がるにつれて様々な顔を見せてくれる。
そして実際に走ってみて気がついたのは、つづら折りの間隔が短かくちょこちょこ曲がっていくようだから勾配は結構あるのよね。

途中写真を撮っていると、頭上からごぉーごぉーとうなる音がするので見上げたら、風がすごい勢いで木々を揺さぶっていた。
来るときは追い風ベースだったようでそこまで気にしなかったが今日は風がすごく強い。
そして胸元から冷たい風が刺すように入ってくるようになったのでベストのチャックもしっかり閉める。

更にどんどん上っていくと、深い緑、鮮やかな緑の中にオレンジや赤が混じってくる。
そして平野部を眺める眺望の良い場所も現れ始める。

途中から気がついたのだが、ここもカーブごとに番号が振ってある。
なんてったてちょこちょこうねうねと曲がっているからカーブの数も多くて、いったい最後は何番まであるんだろうか?

と思っていたのに、最後は大分疲れてしまって番号のことなんてすっかり忘れて小沼に到着。
はて何番まであったんだろうか。

遊歩道を行かないと湖面近くに行けないので、写真だけ撮って大沼に向かった。
到着したのはこの吹きさらしの砂利浜。
大分角度を寝かせて立てかけたのに倒される自転車、ほどの正面からの爆風は、写真を撮っている僅かな時間だけで体温がほとんど奪われた感じになった。

湖を裏手に回って見てみれば赤城山の頭はうっすらと白くなり、冬の到来を感じさせる。
大沼を一周して神社を遠くから眺め、冷え切った体のままの長いダウンヒルは果たして耐えられるのだろうか?

ガタガタと震えながら下るのでスピードも出せないから、しょっちゅうバックミラーで後続車のチェックをしながら走るが、1台も抜かされることがなかったのは幸いだった。
この時期にしては大分厚着をしたはずなのに全く足りなかった。
下りきったらすぐの上り返しは、しばらく日陰な上に体が固まりまくってギクシャクしちゃってるので、インナーローの40回転くらいでゆっくりゆっくりとほぐしながら上った。
大分ほぐれてきた頃に日も差し始めてやっと自分の体が戻ってきた感じ。
そしてこの道は「奥利根ゆけむり街道」というらしく、上の方は景色も開ける眺めの良い道だった。

下りきったところにデイリーがあって、ホットコーヒー飲みたいーと入ろうとしたら向かいはファーマーズレストランで営業中だったので迷わずin。
サラダうどん、地元産生芋こんにゃくの味噌田楽、自家製しそジュースを頼み、ジブリ音楽が流れる中、窓からは谷川岳を眺めて気持ちも体も本当にゆっくりと食事ができた。

#うどんが見えないサラダうどん(笑) サラダボールみたい
#入口には「カリフラワーどうぞお持ち下さい」ってBOXに沢山はいってて、おばさんにも勧められたけど流石に持ち帰れない(笑) カリフラワーそこそこでかいぞ

さて、今回このルートを選んだ理由の一つがこの後に走る「利根沼田望郷ライン」。
望郷ラインなんて…もう名前だけで走りたくなる。
さっきのお店でジブリ音楽を聞いていたこともあるけど、この道はなんか懐かしい感じがして本当に良かったな。
なんかね、風もざわざわと通っていって夏の終わりのような雰囲気なの。
実際は寒いんだけど…

ここで気持ちも大満足。
予定よりだいぶ時間がかかって遅くなり体も疲れ果てたので、伊香保行きはまた今度にした。
帰りはずーっと下り(たまに坂ありだけど)の追い風楽ちん走行で駐車場に戻れたのはラッキー
で本日のライドは終了!
今回久しぶりにシュワルベのタイヤ(ONE)を使ったんだけど、なんかすごく安心感がある。
ONEは耐久性が高いタイヤだからちょっと重そうだなと思ったけど走りは軽くて良いタイヤな予感でした。しばらく使ってみよう。
ではまた!





























