気ままな旅『顔振峠』

2022年10月28日

 

EVADIO(エヴァディオ)の昔からの定番バーテープ『VENUS CUSHON BAR TAPE』を久しぶりに使ってみたら、厚み、グリップ感ともにとても良好でライドが更に快適になっている、すずき淳です。

 

このバーテープ¥2.178(税込)とめちゃコスパ良いのでまじでおすすめです。

http://www.avedio.net/archives/products/venus-cushion-bar-tape

黒、白在庫あります!

 

 

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と、今日のメインは商品紹介ではなくサイクリングしてきたブログです。

 

 

毎週のように様々なところへサイクリングに行っているので、それを少しづつでも紹介したら、次のサイクリングの目的地にしてくれる人もいるかなぁと思ったので、これから『気ままな旅』として気ままに書いていきます。

 

 

今回は顔振峠(今はかあぶりとうげと言っているらしい Wiki)

 

 

 

 

そもそもなぜ顔振峠に行きたくなったのか。

 

先日会長の所を整理していて昔のレースのリザルトが出てきました。

 

春のチャレンジロードのものだったんですが、僕がなるしまに入った頃で、その時に同じ高校生で金子くんという子がいてとても強かったんです。

 

その金子くんの名前がそのリザルトに載っていて、彼の名前を見た途端に、参加して数度目のクラブランで顔振峠でちぎられたのを思い出しました。

 

とにかく金子くんの背中を見ながら、苦しくて苦しくて、しまいには背中も見えなくなり、いつ終わるともわからない坂道を、今から40年くらい前の話ですから、当時はたしか一番軽いギヤ比でも42×21くらいのギヤでがりがり登った記憶が蘇り、久しぶりに顔振峠登りたい!となったわけです。

 

 

さて行くとなると僕の住んでいる八王子からだと飯能経由R299がまぁ無難なんですが、飯能に行くには朝の16号を通らねばならず、あとR299も個人的に好きな道ではなく、そこは走りたくなかったので飯能経由はやめ、多摩サイで羽村まで行き、そこから青梅の青梅坂トンネルを経由するルートにしました。

 

青梅を抜けそのまま小曽木街道を走りながら山王峠を登ろうと考えたけど、山王峠はいつも通る道なので今回は並行して通る、東都飯能カントリークラブの横の道を選択。

 

カントリークラブの側道は他でも激坂が多いのですが、ここもご多分にもれず激坂でした 笑

 

前日の雨で路面が濡れてて、下りも激坂なので結構気を使いながら下りました。

 

 

その後は南飯能線を使えば顔振峠の麓に出るなと地図で確認したので、特に平日大型の多いR299を通らなくてすむのは助かる。登ってもいいからR299は通りたくない人。

 

 

この南飯能線は最初のどかな田舎の風景の中を走るのでこのまま行くのかと思いきや、途中から山の中に入っていく感じでした。上りの勾配はそこそこあるけどそこまで長くなく、それよりここの下りも勾配があり、普通にしていてもスピードが出るので、路面の濡れと苔、路面状況に結構気を使いました。今日は下りに神経使う日。

 

 

 

 

林道で路面が濡れていると結構気を使いますよね。あとこれからの季節落ち葉で路面状況が確認できない場合も多くなるので、更に注意が必要かと思います。

 

 

R299に合流するとこの区間は新たに吾野トンネルが出来ており、車はみんなそのトンネルを通るため本当に短い距離ですが車の少ない快適な299です。少し走ると西武鉄道の赤茶色の鉄橋の下をくぐります。昔のクラブランではこの鉄橋をくぐると顔振バトルが始まるので結構ドキドキものでした。

 

 

さてメインの顔振峠、今回のギヤは37×26、ゆっくり走ってもきつい峠ですが、延々続くと思われた坂も2kmくらいのものだったので峠の雰囲気を味わいながら登りました。

 

この峠はほぼ登り切るあたりで民家があり道が開けるんですが、そこに出た時の安堵感と一瞬だが牧歌的な雰囲気にホッとします。その後もうひと上りして峠の茶屋へ。

 

茶屋付近から見る奥多摩方面の山々の景色は登ってきた満足感がありますね~

 

 

 

 

この峠の尾根伝いの道が有名な奥武蔵グリーンライン、奥武蔵の北部の山々へつながる道ですが、今回は鎌北湖に抜けてR30飯能寄居線を帰る道にしました。

 

 

 

 

奥武蔵グリーンラインはアップダウンがあり日陰の部分も多く、季節によってはとても気持ちが良い道です。ただし車、バイク、ランナー、ハイカー、自転車と様々な乗り物や人が行き交う道でもあり(量は全く多くないけどいきなり現れたりいたりします)ブラインドコーナーも多いのでゆっくりと走るのが良いでしょう。

 

 

そしてこの季節の平日の鎌北湖はひっそりとした小さな湖。

 

 

 

 

寂れたという表現もあてはまるが、湖面がキラキラひかり、紅葉の木が1本あり、静かな時を過ごすのには良い場所でした。これからの紅葉の季節はいいでしょう。

 

 

それにしてもここまでで結構疲れた。

 

これから宮沢湖の坂とー、金子の坂とー、16号の坂とー、残る坂道数えながらの帰路。

 

補給食のバーx1,GELx2のみだったので、腹も減ってきた。

 

帰り道の途中のインドカレーのお店思い出し、とりあえずそこまでは我慢して走ろうと決める。

 

が、やっとたどり着いたカレー屋さん満席…

 

で、待つのもいやなので気持ちはもう120%カレーとナンだったが大衆そばやさんで遅いランチとなりました。

 

 

最後にかみさんから、「スマホのレンズはしっかり拭きなさい」

 

( ̄^ ̄)ゞ