年々、行ったことがない場所に心惹かれる思いが強くなっているすずきJunです。
Googleマップを開いてちょっとスクロールしたら、今まで気が付かなかった場所がパッと目に入り、この周辺走ってみたいと行ってきました南アルプス市。
夕方までは晴れ予報だったが、朝から雲が多く立ち込める南アルプス市。
特に山の上の方は雲が厚く垂れ込めて日が差す隙間は全く見当たらず。
それでも平野部には遠く山の上の雲の隙間から朝日が注ぎ降りている。
行ってみたかった南伊奈ヶ湖を目指すことにするが、途中に棚田もあるようなのでまずはそこをうろうろしてからだな。
早速道を間違えて、ブドウ畑の中の直登激坂に入ってしまうが、山梨にはこのような道が結構あるのよね、と道を間違えているのは分かっていたが一番上まで上って景色を見たくなるのはサイクリストの性か。
激坂で足慣らしも終えて、棚田を巡ってから湖へ向かう。
一本坂を上り切ると湖に出た。
こじんまりとした、濃い緑に包まれた深い緑色の湖面で、一部分紅葉が始まっていてひっそりととても静かな湖だ。
曇っているのが残念だなぁと思ってたら、白鳥がばたばたと舞い降りてきて湖畔をうろうろする自分に付いて周ってくるのが可愛くて可愛くて(人馴れしていて餌をもらうためなんだろうけど)、小一時間も佇んでしまった。
お陰で途中から雲の合間に青空も見えてきたのは、このスワンちゃんのおかげかな。
想定外でゆっくりしてしまったが、ここから本格的な林道に入る。
まずは櫛形山を上り、そこから林道丸山支線の池の茶屋展望台を目指そうという予定。
途中林道通行止めの看板はあるがどこのことだか分からないし、とりあえず行けるところまで行こうと、想像以上のきつい上りをえっちらおっちらしてたらいきなり見晴らし台に出た。
ここまではまだ快晴が続き、富士山は遠くにほんちょこんとしか見えないが、南アルプス市を見下ろすすばらしい景色と出会う。
結局ここから先は通行止めになっていたので、マップで調べて先程の湖まで下ってから林道丸山線を上り返そうと予定変更。
林道を上り始めるあたりからまた雲が立ち込める天気となり、寒さも加わってきた。
それにしてもこの林道丸山の道はきつく、特に支線に入ってからの5kmは、上の方に見えるつづら折りのガードレールと勾配がきついのに心砕かれ、足が削られてここまできてのこの勾配には本当に泣きが入った。
だけど支線に入ってからは道の舗装がすごく良くて走りやすく(勾配は大変)、晴れていたら下から見上げる風景も良いだろうなと思わせてくれる。
結局展望台といわれるところまで行ったが、そのあたりのスペースは塞がれていて入れず、さらに霧で何も見えず、そして寒くて、さっさと下ってきた。
路面状況が良くないので、上りは気にならなかったが下りは相当に気を使う。
そして寒くて体も固まっているため、上りより何よりこの下りが本日一番疲れた。
本当は下ってきたらその先にもう少し足を伸ばして走ろうと思っていたが、スワンちゃんで時間使ってしまったのと、この下りの寒さで大分参ってしまったので、ここで終わりにした。
帰る途中にふと横を見ると黄金色が見えたのでそこに引っ張られていくと、そこで秋の風景に出会う。
地元の人が使うであろうベンチでゆっくりさせてもらって本日のサイクリングは終了。
この湖は紅葉満開になったらとてもきれいだろうな~(人もすごそうだけど)
ではまた!