E-Bikeライドレポート その2 SPECIALIZED TURBO CREO

2020年6月17日

前回(先週)の続きですが、前回のタイトルがやはりダメだなと思ったので、普通にストレートなタイトルに変更しました。すずきJunです。

 

(前回の記事はこちら⇒ E-Bikeって その1 SPECIALIZED TURBO CREO

 

みんなで楽しめるE-Bike

 

じゃあ一人で楽しむ場合はどうなんでしょう?

 

 

自転車は一人でも気楽に楽しめ、仲間とも楽しめ、そして様々なジャンルがあり楽しみ方がある最高の乗り物で、それにアシストが付いてもジャンルや楽しみ方が増えただけなので、相変わらず一人でも十分楽しめます。

 

というかどちらかと言うと一人で楽しむのが基本だから、ここで僕がいろいろと言うより、その人なりの楽しみ方を見つけてもらうのが良いのかなと思いますが、E-Bikeはまだまだ体験したことがない人が大多数なので、僕のソロライドの体験から書いてみます。

 

エスケープR-Eでは一人でも奥多摩の方や、八王子郊外の坂に走りに行きました。
クロスバイクタイプのE-Bikeということもあり、普通の人の気持ちも理解したくフラペ運動靴仕様でした。

 

CREOのテストライドはDay-1はなんちゃって通勤

 

Day-2は山岳コースのソロライドへ行ってきました。
こちらはシューズを履いて普段ロードバイクに乗るときと同じ格好で。

 

 

そこでクロスバイクなどには乗ったことがあるが、ロードバイクは初めてな人がCREOでサイクリングする場合と、すでにロードバイクで楽しんでいる人がCREOでサイクリングする場合で書いてみました。

 
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まずはクロスバイクなどには乗ったことがあるが、ロードバイクは初めてな人がCREOで例えば奥多摩方面にサイクリングする場合はどうでしょう。

 

 

ロードバイクの扱いにさえ慣れてしまえば、これはもうとても楽にたのしめます。

 

フラットペダルでも坂の勾配も気にしなくていいし、その坂を越えた後でも身体が楽なことを実感できます。

 

普通だったら峠(と言われるもの)を一回登ったら大分脚が疲れて、後の走りまで響いてしまうことはよくあるんですよ(特に暑い季節)

 

それがその負担が軽くなるだけで、とても楽にサイクリングできます。

 

そして峠自体も途中でスピードが極端に落ちることなく景色を見ながら走れるし、とても無理だと思っていた峠にも行くことができます。

 

下りも重量があることにより安定感が増し、タイヤも太く、フューチャーショックの効果(CREOの場合)もあり、さらにDISCブレーキによって安心して下ることができます。

 

ただしロードバイクに乗ったことがない人はあらかじめやさしいルートでロードバイクの操作にしっかりとなれてから徐々に難しいコースにチャレンジしてみるのが良いでしょう。

 

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次に現在ロードバイクに乗っている人がCREOで楽しむ場合はどうでしょう。

 

 

スペシャのCREOシリーズはほんと最高なんですが、 ハッキリと言えるのはE-Bike全般的にロードバイクの軽快感はありません。

 

びゅん!とかシューッ!とか進みますが、それはロードバイクの軽快感とは違いまして。

 

あと僕個人の感想としては、ペダリング時の感覚もロードバイクとは少し違うように感じました。

 

これは多分慣性の働き方による違いだと思いますが、どちらかと言うとダイレクトドライブのローラー台(ZWIFTをやっている時の)に近い気がしました。

 

ロードバイクの延長ではあるんですが、違う乗り物として捉えてもらうのがいいかと思います。

 

 

CREOに乗ってみて一番良いと思ったところは、なんと言ってもスピードや強度のコントロールを簡単に出来ることでした。

 

普通のロードバイクもコントロールはできるんですが、さすがに上りでコントロールできるのは選手系くらいですから。

 

自分の走りたい走り方や体調に合わせて、アシスト強度を調整したり、スピードを調整すれば思うままに走れます。

あとはたれないというのがとても大きい。

 

サイクリングの重要なこととして、ペダリングを一定のリズムに保つというのがあります。
しかしなかなか難しいんですよ。
特に上りなどは一定ペースで登ろうとするとそれなりに強度上げないと無理だったり。

 

しかしCREOではそれが出来るんです。

 

例えば、上り区間で調整する場合は、上りの勾配や距離に応じてアシスト強度を調整して、あとはトルクをかけて低回転や、トルクを抑えて高回転など。
 
普通であればペダルにトルクを掛けて反対の足でトルクをかけるまでの間に失速するんですが、そこにアシストが効いてくるので、本当にリズミカルにペダリング出来るんです。

 

ダンシングもとても普通にできます。これもスペシャライズドならではですね。

 

トルクが掛かりすぎちゃうと、ギクシャクするんですが、CREOはほんとロードレーサーと同じようにダンシングしている感覚でした。

 

だからダンシングも普段より続けられるし、シッティングになってもガクッとスピードが落ちるようなこともなく、スムーズに登って行けて、まぁ自分が強くなったような錯覚におちいってしましました。

 

実際4つの峠を走りましたが、ロードバイクで走った時に比べると圧倒的に疲れていない状態で帰ってこれました。

 

これだと毎日乗っても大丈夫。

 

それもコースを選ばずどこでもOKです。すごい。

 

とまぁこんな感じで使えそうです。

 
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ただいざ購入するとなると、

 

・高い
・自転車は場所を取る
etc…

 

今の所まだまだハードルは高いかもしれません。

 

しかし、今後長い目で見た時に

 

今ロードバイクに乗られている方はロードの軽快感をよくご存知なので、ロードとは別の乗り物のE-Bikeとロードバイクの2台持ちという選択肢もありで、楽しみ方も分けて考えてみる、なども面白いかと思いますよ。
(そしてE-Bikeはどんどん進化する)

 

先程書いた金額の問題や場所の問題ももちろんあり、それぞれの環境にもよるのでなんとも難しいところですが、このタイミングをかんがえるとそんな時代に突入したのかもしれませんね。

 

なるしまフレンドでは、今回ご紹介した

 

『CREO E5 Sサイズ』の試乗車と
 
『VADO SL 4.0EQ Mサイズ』の試乗車をご用意しています!

 

 

お気軽にお問合せ下さい。

 

すずきJunでした