いつもながら正解のないポジション出しに精をだしているすずき淳です。
ポジションも落ち着いたと思ったら、もしかしたらこうしたらいいんじゃない…???と良からぬことがむくむくと頭を持ち上げ、そうするとすぐにやってみたくなってこれいいじゃん!と思ったのもつかの間、次に乗るときにはあれっ?となる繰り返しの気がする。(多分これからもそうなんだろう。永遠に終わらない・・)
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さてさて、大磯にある湘南平に行ってきました。

湘南平で思い出されるのは、昔クラブ員で大倉大八さん(故人)という国内でも代表的な登山家がいて(クラブに入った時はもうお年を召していたので昔の話)、それもそんなすごい人だとはつゆ知らず、新田次郎の小説の中でモデルになってたり、名前が出てきた時はびっくりしたのだが。
その大倉さんがよく通っていたのが湘南平だった。
お店に来るたびにまた行ってきましたよ、とかすごい坂とかよく聞いていたけど、場所が大磯だったこともあり、たいしたことないだろうとずっとそのままにして忘れてた。
それがクラブランだったか何かのきっかけで初めて行ってその景色に感動してから年に何回かは行くことにしている。
で、今回も久しぶりに行きたくなったわけだが、八王子から湘南平に自走で行くとちょっと遠回りして往復で100kmちょっと。
そこからさらに足を伸ばすとなるとちょっと今の時期は厳しいなと思ったのと、湘南平に行くのであればこれまた久しぶりに秦野のうら道(農道?)も走りたいと思ったので、今回は茅ヶ崎スタートとすることにした。
朝のうちなら人もいなくてきれいだろうと一番で湘南平に上る。
てっぺんまではいわゆる激坂で、直登もありの(ケーブルカーみたいに真っ直ぐ先が見える)脚と気持ちで上る坂だ。
こういう先がよく見える坂は、上る先を目標として見据えて上るか、先を見るとめげちゃうから見ないようにして上るか人それぞれだと思うが僕は調子が良い時は前を見て、調子が悪いと下を見てになってる気がする。
まぁどちらにしても頂上ではご褒美の景色が待っているので上りがいは十分ある坂ですよ。
上り激坂下りも激坂、下りはやたらとスピード出るのでうまくスピードコントロールして安全に下りましょう。

湘南平を下り大磯のIC辺りから秦野へと抜けていくが、こんな道教えてもらわなければ中々行く場所でもない。
むかーしむかし、なるしまフレンドのチームでツールド台湾に参戦してた頃、ツールド台湾の開催が3月のため、1月2月と寒いなかの乗り込みをよくしていて、その時に平塚方面走ってたらたまたま他チームの選手に会い、その選手が秦野の方良いコースあるんですよ、ということで一緒に走ったのがはじめ。

この辺りのうら道は田舎道で、すごく変化に富み、峠があるわけではないがひたすらアップダウンで、こんないい道あるんだとそれからちょくちょく通っていたが、レースもやらなくなると家から遠いこともありまったく遠ざかっていた。

久しぶりに走ってみたがやはりすごくいい。
山梨もこんな道沢山あるけど雰囲気が違うんだよな。

沖縄みたいな道も見つけたり

そして秦野の駅の方に下りてきたら、ここから初めてのルートとなる。
桜の季節にもう一度来たいなと思った水無川沿いの道を進みゴルフ場の方へと上っていく。
今日のゴルフ場脇はこれで3箇所目。
激坂好きはゴルフ場目指せみたいな感じ。

そのまま下って大井松田に出たらみかん畑ちょっと寄って、国府津回ってどこかでランチして帰ろうと思ってたので一度休憩を入れる。
7-11で月餅買って(結構好きでよく食べる)前見たら富士山がきれいに見えるじゃん。

となったらこの先の酒匂川沿い~足柄の広域農道の雰囲気がまた良いので(以前クラブのグランフォンドで走ったから知ってた)これは行かなきゃと予定変更。
来て正解(写真の富士山ちっさいけど)

広域農道走りながらこのまま足柄峠も上りたかったが今回はお預けして戻ることにした。
帰り際知り合いの自転車屋さんを偶然発見して立ち寄るが店主不在で残念。

あとはみかん畑&激坂の道は走りたかったのでそこを経由してから国府津へ出た。

写真の何のみかん?とかみさん聞いたら多分獅子柚子ではと言ってた。
梅の花も咲きはじめ、風はまだまだ冷たいが気持ちはもっと先を向いてきた。

さて、予定より余計に走ったのでさすがにお腹すいたぞと。
国府津といえば会長がクラブランで毎週のように行っていた「うな和」がある。
うなぎも食べたいが時間かかるなぁと思って左見たらピザの看板。
で、もう迷わずピザ屋さん「BABBO」
アンティパスト付きでいきなりおしゃれ

塩分ほしくてアンチョビ入っているやつにしたが、すごく美味しくてライドの良いしめとなった。

行く先々、道にもいろいろな顔があって楽しい。
地図上の細い道つないでこちょこちょ走るのが好きで、一本横道に入るだけで違った世界が広がるって最高、近所の知らない道に入ってみるのもいいかもですよ!
ではまた!





























