E-Bikeって その1 SPECIALIZED TURBO CREO

2020年6月12日
まったくもってつまらない題名しか思いつかないすずきJunです。

 

今回ちょっと長くなったので2回に分けますが、お付き合いください。
 

E-Bikeって その1

 

スペシャライズドから待望のE-Bike【TURBO】シリーズが発売されて、なるしま的にもやっとスポーツE-Bikeを見に来る人(興味を持った人)が増えた感じです。

 

僕はジャイアントのエスケープR-Eを店頭試乗車として置き始めた時からE-Bike推進派でして、自分で使いながら楽しみ方の提案を少しづつ行ってきました。

 

それでも既存のロード乗りの人にはあまりウケは良くなく、確かにロードの軽快さを知っている人からすれば、24kmでアシストが切れてしまうものなんて不要だよ、高いし、な気持ちはよく分かります。

 

ただ確実にスポーツE-Bikeの波もやってくると思い、控えめながらぼちぼち楽しんでやっていました。

 

それがここでTURBOが発売となったことで注目度は一気に高くなりまして。

 

丁度TURBOのロードタイプ【CREOクレオ】の試乗も届いたので、試乗も兼ねて今回はE-Bike(ロード)についてあれこれ書いてみたいと思います。

 

あれこれなんで思いつくまま、読みにくいかもしれませんが、これからの皆さんのサイクルライフに少しでもお役に立てればと思います。

 

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いきなりですが、なるしまフレンドの会長鳴嶋英雄(84才)は昨年よりE-Bikeデビューをしています。

 

乗っているのはジャイアント エスケープRX-E

 

『これからはE-Bikeの時代だ!』と言って乗り始めたら、
『こんな重いのはダメだ』とか言い始め、
また何言いだしたの?
と思ったら電源入れずに走ってたりだったり…

 

相変わらずですが、今はめちゃ楽しんでます。

 

ロードバイクを何十年も乗ってきて、本当に自転車が好きで、となると自然な流れでしょうね。
それでも普通のロードバイクも乗るんですよね。本人曰く脚を鍛えるためらしいです。
(E-Bikeだとやはり楽なようで)

 

確かにE-Bikeは楽なんです。

 

アシストが効く範囲(スピード24km以下)で走っていればずっとアシストされているので。

 

坂は…ほんと楽勝です。

 

ただロードバイク乗ってる人からすると24kmはすぐ出せちゃうスピードなので、
基本平地を走っているときはアシストされてない状態のほうが多いことも多そうです。

 

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という事は実際通勤してみるとどんなだろうと思い、自分でも今回疑似通勤をやってみました。(これはCREOで)

 

疑似というのは休みの日に、自宅の八王子からお店がある神宮前までの片道約39kmを往復してみましょうということです。

 

いきなり仕事の日に通勤しても良かったんですが、疲れて帰れない可能性が高いのでそれはやめて休みの日にしました。

 

八王子から神宮方面は基本微妙な下りベース。逆に帰りは微妙な上りベースなんです。
若干の上り下りはありますが殆ど平坦と考えていいでしょう。
帰りは途中からサイクリングロードを経由して遠回りで帰りました。

 

で、どうだったかというと。

 

結果 電池沢山残りました…

 

往復して減った棒の数たったの1本
↑ ↑ ↑ 往路神宮店到着時
多少下りベースとはいえ39km走って1本も減ってない…(横棒がバッテリー残量です)

 

=(イコール)

 

殆どアシストされずに走ってしまった。
(だけどそんなに疲れてない)

 

 

(ということは)
CREOの基本的な走行性能も高いんだろう

 

 

だけどE-Bike通勤レポートそれで良いのか?

 
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なんですが、
信号の走りはじめのアシストは確実に効いていて、特に回数重ねると効いてくるんです。

 

スペシャのE-Bikeの特徴として、スポーツ走行を重視したアシストというのがあって、闇雲にパワーだけ掛かるアシストじゃないんですね。

 

スムーズなんです。

 

例えば信号からの走り始めも、普通のロードバイクと同じようにギヤを軽くしてあげたほうがよりスムーズに立ち上がっていく。

 

立ち上がっていくというのは、スピードが伸びていくということで、そこが自然だから自然にアシストも切れて、いつアシストが切れたかなというのが分かりにくいです。

 

良い意味で。

 

で、車体の元々のレスポンスが良いから気が付かないうちにアシスト無しで走っているという状態でした。

 

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では信号アシストはいいんですけど、信号の間隔が長い区間ではどうか?

 

ロードバイクに比べれば巡航速度は明らかに落ちます。

 

このCREO(今回乗ったのはアルミのタイプ)は13.7kgで僕が普段乗っているLOOK 785HUEZ RSは6kg後半ですからそれはしょうがないですよね。

 
特に向かい風などで24km~27kmあたりで走るときはアシストも効かず辛い。
 
頑張って走るのも一つですし、そんなときはスピード落として(23km位)アシスト効かせながら走るとすごく楽になります。
 

しかしながら、都内は本当に信号が多く、場所によっては坂も多い。

 

だから信号アシストは絶対に効くし、そもそも平時巡航24km以下の人にとってはずっとアシスト効いてるから最高ですね。

 

基本楽なので通勤は良しです。身体も楽だから仕事にも支障をきたさないし汗もかきにくい。

 

あとCREOはフューチャーショック(ステム部分のサスペンション)や太いタイヤそして重量なども相まって、路肩付近の走行がすごく楽でした。

 

どうしても車の関係で路肩付近を走行しなければならないシチュエーションが出てきてしまいますが、そこのストレスがないのは結構大きかったですね。

 

ということはCREOよりは軽いけどROUBAIXルーベもこのような走行環境のときは良いはずです。

 

(とROUBAXもちゃっかり薦めてる…今だとROUBAIXの特価車まだありますよ!)

 

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で、話は戻り、最初に書きましたが、元々はジャイアントのエスケープRX-Eをちょこちょこ乗ってました。(20年3月まで)

 

まずはかみさん連れ出して ロードバイクとE-クロスバイク

 

そのうち娘も連れ出して ロードバイクとE-クロスバイクx2台

 

そのうち娘の旦那まで連れ出して ロードバイクx2台とE-クロスバイクx2台

 

自分で言うのもなんですが、これE-Bikeの楽しみ方の真髄でもあるんじゃないかなと思ってるんです。

 

脚力が全然違う人と一緒に楽しめる可能性があるという。

 

うちのかみさんは昔々ロードバイク乗っていたのでまだ慣れていますが、例えばお父さんがロードバイクに乗っていて奥さんがスポーツバイクに乗ったことがなかったとしても、家族で一緒に楽しめる可能性があるんですよ。

 

それって最高ですよね。

 

確かに乗り慣れない人と乗ると気を使わなければなりませんが、そこは相手のため、坂では逆にいじめられますから。

 

みんなで楽しめるE-Bike

 

じゃあ一人で楽しむ場合はどんな感じなんでしょうか?

 

E-Bikeって その2 へ つづく~

 
今回はロードタイプの『CREO』を紹介していますが
CREOをスペシャライズドオンラインストアでチェック!
 
クロスバイクタイプの『VADO』というモデルもありますよ!
VADOをスペシャライズドオンラインストアでチェック!
 
店頭では『CREO E5 Sサイズ』の試乗車と
『VADO SL 4.0EQ Mサイズ』の試乗車をご用意しています!
 
なにか質問などありましたら、店頭ですずきまでお気軽にお問合せ下さい。
 
採寸、アドバイス等もバッチリ行いますので、安心してご来店下さいませ!
 

すずきJunでした