2011年12月20日

行ってきました!ニュージーランド・レイクタウポ(番外編)

今回は番外編として、11月26日にニュージーランドで開催されたレイクタウポ・サイクルチャレンジ2011のイベント参加レポートをお届けします。

201201−01.jpgニュージーランド(オークランド)へは成田から約10時間のフライト。時差は4時間ですが、時差ぼけのだるさを感じることもありませんでした。北島と南島に分かれるニュージーランドですが、今回のイベントが開催されるタウポ湖は北島の中央に位置します。オークランドからは280km。道路の制限速度は市内50km、郊外100kmというシンプルなもので、車で約3時間半で到着しました。行きも帰りも夜だったので、とにかく広大な土地を星空に包まれて移動しました。

現地のお店の多くは5時半で閉まってしまいます。夜は8時過ぎまで明るいので、仕事を終えてから自転車やラグビーをするなど、自分の時間を楽しむライフスタイルのようでした。自分たちの人生の何に重きを置いているかがよくわかります。こういう生活を%E

201201−02.jpgさて、前置きが長くなってしまいましたが、イベントの紹介です。今回のツアーでは僕も含め5人の日本人が走りました。コースはレイクタウポ・サイクルチャレンジ2011の名前の通り、タウポ湖を一周します。種目は多岐にわたり、ソロ1周(160km)、チームリレー(40km×4人)、マウンテンバイク80km(MTBコース)。エンデューロは、2周(320km)、4周(640km)、8周(1280km)の3種類。レースは160km、100kmレディース、マウンテンバイク80kmがあります。また心臓疾患がある子供が参加する5kmサイクリングや10周(1600km)もあります。これでトータルの参加者が約11000人です。

バリエーションに富んでますね。10周ってなに?という感じですが、なんと参加者が1人いました! 湖1周でチームリレーなんてどうするんだろうと思っていたら、デカい専用トレーラーと専用キャリアで、ものすごい量の自転車を交代する地点まで一気に運んでしまいました。リレーの参加者も多いので、交代する時に待っているチームメイトを探すのも一苦労とのこと。交代する側はプラカードなどを用意して、自分のいる場所をアピールするようです。その場を見てはいないのですが、ほほえましいですよね。

コースの前半90km強は湖から少しそれて牧草地が中心のアップダウン。後半の70km弱が湖を眺めながらのフラットなコース。そう聞いていたのですが、実際に走ってみると前半のアップダウンが予想以上にきつく、アップダウンがどこまでも続く感じでした。景色は最高でした!

201201−03.jpg申し込み時に予想ゴールタイムを自己申告して、その申告タイムごとに速いグループから50人ほどのグループに分けられてスタートします。速いグループはプロレベルです。僕たちは"遅れても後ろから来る集団に乗ればいいや"と考えて、中間あたりの時間帯(5時間30〜50分)スタートで申し込みました。

スタート地点に着いたときはもう何グループもスタートした後なのですが、それでもまだまだ沢山の人人人。スタート地点は彼方に見える程度で、後ろは人の頭しか見えません。並んでから40分くらい待ってやっと僕たちのスタートの番です。ガチのレースではないので、穏やかな雰囲気でのスタート。会場のアナウンスを後にしました。

201201−04.jpgスタートしてちょっと下って橋を渡ったらもう登り。すぐに集団が伸びます。当日は風がとても強かったので、なるべく集団で走るようにしました。しばらく走ると地元のクラブチーム20人ほどがまとめている、40人くらいの集団が来たのでそれに乗りました。見ると30代後半から50代半ばの男性で固められていて、程よいスピードで走っています。結構みんなガシガシと踏むタイプで(外人はこのタイプが多い?)、トルクをかけて踏み込んでいます。みんな走り慣れているようで気持ちよく走れました。

完全に交通規制しているわけではないので車の往来はあり、トレーラーが追い越していくこともありました。とはいえ基本的に交通量が少なく(というかほとんどなく)、反対車線から車が来ても集団の先頭から声がかかりそれが後ろに伝わるので、集団でも安全でした。アップダウンの連続+強風でハードでしたが、景色がよく新鮮だったため、充実感を味わいながら思いながら走れました。途中で集団から離れたのですが、参加人数が多いので常にだれかと走っている状態になり、自分と足が揃う人や集団と一緒になれば楽しくラクに走ることができます。

201201−05.jpg70kmを過ぎたあたりから道はさらに開け、右を見ても左を見ても羊や牛という牧草地。ところどころ遠くにはタウポ湖を眺めることもできるようになります。エイドステーションは数カ所ありますが、水とスポーツドリンクの補給のみでした。補給食の用意はないので自分で用意することになり、自転車に小さいバッグをつけている人も沢山いました。なかにはボトル4本にキャメルバッグを背負っている人もいました(どんだけ飲むんだか...)。

アップダウンを繰り返しながら標高を稼いで、90km付近でピークを迎えます。ここまでの前半は非常に走りごたえがありました。そして考えたのです。このコースを10周もする人がいると...

201201−06.jpg残りあと70km。湖が見え隠れしてきます。日本では考えられないタンデムとのランデブーもありました!(一輪車もいた!)フラット区間に入るとしばらくは湖が見えないのですが、だんだん湖を左に見ながら走るようになります。そして130km地点ちかくに最後の難関、コース中でおそらく一番きついであろうHatepe Hillが待ち構えています。これを超えれば後に長い登りもなく、湖を見ながらゴールを目指すことになるので、みんなここを超えればの思いでペダルを踏んでいたことでしょう。

201201−07.jpg登りきると景色も開けていて荒野の中を走るような感じです。下りだすと前方に湖が再度姿を現します。ここまでくればもうゴールしたも同然。天気が良ければ本当に最高のロケーションのなかゴールを目指せます。最後は両側から沢山の応援の拍手を受けながら、ゴールのアナウンスで自分の名前を呼ばれながらフィニッシュ専用レーンを通って気持ちよくゴール!

ゴール後には抽選会があり、車や自転車のほか、電気代ウン万円分(電力会社がスポンサーのよう)やトレーラー(農耕用具も入っている?)があるのは笑えました。日本から参加した方々はみんな完走しました。また、10周の人はなんと72時間で走り切りました!

201201−09.jpgこのイベントは普段から走られている、中級以上の方にはおすすめです。初心者の方だと完走は厳しいコースですので、しっかりとトレーニングして、集団走行にも慣れてから参加すると楽しめると思います。もし興味がある方がいらっしゃいましたら、遠慮なく神宮店 鈴木までお問い合わせください。もしくは直接リアルニュージランドへ! ニュージーランドでは他にも沢山のアクティビティがあります。藤井さんをはじめ、リアルニュージーランドのスタッフの方々、本当にありがとうございました。広大で自然で素朴なニュージーランドのサイクリングイベントでした。

神宮店店長 鈴木淳

同じツーリングタイプの記事一覧