2010年10月20日

横須賀海軍カレー&三浦半島周遊 シーサイドラン満喫コース!(2010年11月)

201011_01.jpg無性に「おいしいカレーが食べたい!」と思ったことはありませんか? それも"本場インドのカレー"ではなく"日本のカレーライス"を。今回のツーリングでは鎌倉を起点として、日本のカレーライスのルーツと言われている「海軍カレー」を食べに軍港の街、横須賀へ向かいます。腹ごしらえが済んだら海岸線を南下し、砂浜あり、岩礁ありと、変化に富んだ姿を見せてくれる三浦半島をぐるっと周って鎌倉に戻ってくる約80kmのコースです。左手に東京湾を眺めながら三浦海岸の長い海岸線を走るのは本当に気分爽快! 三浦半島の南端部分には広々とした台地にのどかな田園風景が広がり、その上から眺める東京湾や相模湾、太平洋の海原が目の前に広がる城ケ島、シメは葉山の森戸海岸の夕日など、素晴らしい景色を楽しめるスポットが満載です。

■ルートマップ

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201011_02.jpg今回のコースの概略は、鎌倉駅→六浦→横須賀→観音崎→浦賀・久里浜→三浦海岸→城ケ島→葉山・逗子海岸→鎌倉駅となります。まず鎌倉駅をスタートしたら若宮大路を鶴岡八幡宮方面へ。[八幡宮前]を右折して鶴岡八幡宮から東へ横須賀を目指します。

201011_03.jpg県道204号線の[明石橋]を過ぎたあたりから鎌倉霊園に向かっての登り道がスタート。霊園の観音堂付近がピークです。ここから下って[朝比奈]を右折。国道16号線に使って三浦半島の付け根を横断しましょう。突き当たった[六浦]を右折したら横須賀市街へ向かいます。追浜の商店街、田浦のトンネル群を通過して左手に軍港を望むヴェルニー公園が見えてきたらすぐに横須賀の市街地です。

201011_05.jpg201011_04.jpg時間に余裕があるなら2時間弱のYOKOSUKA軍港めぐりのツアーもあります(要事前予約)。日頃は近くからあまり見ることのできない、様々な海上自衛隊や米国海軍の艦艇を遊覧船に乗りながら見られます。なお、米国海軍横須賀基地のゲート付近をはじめ、横須賀市街の軍事関係施設は外部からの撮影も禁止されているところが多く、不用意にカメラを向けると制止されることもあるのでご注意ください。

201011_06.jpg横須賀市街の[本町二丁目]を右折して路地裏に入り、通称「ドブ板通り」を横断すると最初の目的地のよこすか海軍カレー館に到着です。「魚藍亭」に併設された「よこすか海軍カレー館」は、軍艦の艦艇内をモチーフにしたレトロでユニークな店内が特徴で、様々な種類のカレーライスが楽しめます。おすすめはなんといっても「海軍カレー」シリーズの元祖、明治41年に英国海軍より伝わったカレーが忠実に再現された「よこすか海軍カレー」。牛肉、じゃがいも、ニンジンがゴロゴロと入った昔懐かしい感じのカレーです。私は何度かこの店に足を運んでいるので、今回は豚肉ベースの濃厚な「ニュー横須賀海軍カレー」にしました。

201011_07.jpgランチが済んだら、左手に東京湾を見ながら国道16号線を観音崎までさらに南下します。海岸線を走るように国道16号線の[小川町]を左折してうみかぜ公園・平成方面へ。日露戦争で連合艦隊旗艦を務めた「三笠」が記念艦として保存されている三笠公園、左手に猿島を望むうみかぜ公園、マンションやロードサイドショップの並ぶ横須賀海岸通りを走り、[三春町三丁目]で再び国道16号線に合流します。大津漁港が見えてきたら、ここからが三浦半島シーサイドランのスタートです。

201011_08.jpg馬堀海岸沿いの国道16号線は約1kmの直線道路。豪快に幹線道路を飛ばすのもアリですが、左手に並行する堤防から更に海側のデッキを東京湾を行きかう船舶を眺めながらゆっくりと流すのも良いでしょう。走水の港が見えてきたら国道16号線は終了。軽く坂を上って左手の観音崎京急ホテル、右手の横須賀美術館の間を通って下れば、観音崎灯台がある観音崎公園に到着。明治2年に点灯した日本初の洋式灯台で、現在は大正14年に完成した3代目とのこと。

ここからは海岸線の県道を使い、三浦半島の南端にある城ケ島を目指します。坂を上ってトンネルをくぐり、下り道を進んで観音崎自然博物館を過ぎると観音崎大橋。ここから左前遠方には久里浜にある東京電力横須賀発電所の煙突が見えます。[観音崎大橋入口]を左折、[鴨居港]を右折してしばらく道なりに進むと黒船来航で有名な開国の町浦賀です。

201011_10.jpg[浦賀駅前]を三崎・久里浜方面に鋭角に左折して左手に浦賀港を見ながら走ります。道が二又に分かれる[浦賀港交番前]は左手の海沿いの道へ。川間隧道を抜けるとさっきは遠方に見えていた発電所の3本の煙突をはっきり見えるようになります。開国橋交差点を直進すると、右手にペリーが上陸した久里浜のペリー記念公園が見えてきます。公園の中央には「北米合衆国水師提督伯理上陸記念碑」と書かれた記念碑が建っています。

ペリー記念公園を後にして千駄ヶ崎隧道をくぐると、三浦海岸まで続く長い野比海岸に出ます。[野比]を城ケ島・三崎方面に左折して国道134号線に入り、しばらく津久井浜を左手に見ながら三浦海岸までの爽快なシーサイドクルージングを楽しんでください。[三浦海岸]交差点の三又路を左方向に進み県道215号線に入ります。大浦海水浴場・間口漁港方面への入口付近の台地の上からの東京湾を見下ろす眺望は、いままでの海岸沿いの風景とはまたうって変って溜息の出るような素晴らしさ。時間が許せば、その先の剱崎灯台に行ってみるのも良いでしょう。

201011_12.jpgさらに道は江奈湾・毘沙門湾・宮川湾の順に、相模灘を望む三浦半島の南端部分へと進みます。毘沙門トンネルを抜け、漁港を過ぎて坂を登ると三浦風力発電所が見えてきます。巨大な風車を眺めつつ宮川大橋を渡ると左右ともに下りの二又路にぶつかります。右折して左にカーブしたら(左側に寿司元)T字路を左折して城ケ島大橋を渡ります。二又の分かれ道を城ヶ島公園方面へ、ループの途中を右に曲がると城ヶ島公園です。公園では、地球の丸さを感じる太平洋の海原が広がる絶景を楽しんでください。

201011_13.jpgしばし休憩の後は城ケ島大橋に戻って鎌倉方面へ向かいます。[城ヶ島入口]を右折、[油つぼ入口]はそのまま直進、[引橋]は左方向の鎌倉・葉山方面に進んで国道134号線に入ります。内陸をしばらく走った後、再び左手には海が広がってきます。[葉山御用邸前]を左側へ進むと森戸海岸が見えてきます。ここから江の島を挟んで富士山の裾野近くに落ちる夕日は絶景です。葉山マリーナを左手に通り過ぎ、渚橋交差点を左方向江の島・鎌倉方面へ逗子海岸沿いを走ります。逗子海岸には「太陽の季節」碑が建っています。これは、2005年に石原新太郎の小説「太陽の季節」芥川賞受賞50周年を記念して建てられたもので、石碑には「太陽の季節ここに始まる」と記されています。

201011_14.jpg大きく右にカーブして坂を登り、2つのトンネルを抜けると目の前には海がぱっとひろがります。ここから右にカーブしながら下ると夕暮れせまる材木座海岸。サーフィンに興じたり、ランニング、犬の散歩をする人々もいて、なかなか良い雰囲気です。[滑川]を横浜・鎌倉駅方面へ右折して若宮大路を北上すると、ゴールの鎌倉駅です。

■今回のおすすめ機材
今回のツーリングで使ったバイクは、サーベロ R3 SLをシマノ7800DuraAceで組んだもの。ホイールはフルクラムのレーシングスピードを使いました。

■ノースウェーブ/エアライトSBS
201011_16.jpg基本設計をほとんど変えることなく作り続けられているノースウェーブの定番&トップグレードモデル。幅広のアッパーとフラットタイプのソールを持つしっかりとした造りのシューズです。アッパー各部のメッシュ、カーボンソールに重ねられた木製のソールやベンチレーションホールで通気性はかなり良好。ムレ知らずで快適です。二本のマジックテープのストラップも秀逸で、他社にはない吸いつくようなホールド感が特徴です。

足の指先部分がキックアップしていないフラットタイプのソールなので、普通のスニーカーのような履き心地です。好みにもよりますが、自然な感じで脚のどこか一箇所のの筋肉が緊張するということもなく、脚全体を使うリラックスしたペダリングができるのでお気に入り。ロングライド向けシューズとしてオススメです。

■ルック/KEO2 ブレードカーボン
201011_17.jpgカーボン製のプラットフォームに加え、カーボンプレートを用いた板バネシステムとチタンアクスルの採用により画期的な軽さを実現した最新ビンディングペダルですが、基本設計はいたってシンプルでオーソドックスなKEOペダルです。

下駄のようなプラットフォームのデザインのおかげで幅広の踏み面を持ち、ペダリング時の足首・膝の各関節の横(左右)方向のブレを気にせず、安定、安心してペダリングに集中することができます。なお、私は板バネのレートが弱い「12N」モデルを使っていますが、レートの強い16Nのものでも初心者~上級者までその着脱に不安感を感じることはないと思いました。

小林

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