2010年9月20日

北アルプスの眺望を満喫! 安曇野アートライン快適クルーズ!!(2010年10月)

P037.jpg「日本の屋根」と呼ばれ数々の名峰が連なる北アルプス。今回はその北アルプスの雄大な眺望を満喫しながら「安曇野アートライン」をベースに白馬山麓から信州安曇野まで走る、カップルにもおすすめの快適なクルージングコースを紹介します。コースがのんびりし過ぎていて物足りない方のために、折り返しではあるもののスパイス程度のプチクライムポイントも一応コースに織り交ぜています。なお、今回は白馬村にある宿をベースにしたコースレイアウトです。

コースの概略は、白馬駅をスタートして仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)へ向かい最初のヒルクライムポイント扇沢へ向かいます。折り返したら安曇野アートラインを使って2つめのヒルクライムポイント観音峠へ。そこでも折り返して安曇野アートラインへ戻り、穂高温泉郷を経由してゴールの穂高駅となります。安曇野アートラインは全体的には緩やかな下り基調の快速・快適なクルージンングコースですが、アクセントとなる2つの折り返しポイントまでの登坂が程良い負荷になるはずです。

P070.jpgもちろん、信州といえば絶品の「そば」、素朴な「おやき」などの食の数々。そして忘れてはならない無数の名湯・秘湯の温泉。そんなポイントが今回紹介したコース上や周辺にはたくさんあります。リラックスした気分で、その時のノリで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■ルートマップ

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P008.jpgP020.jpgまずはスタートの白馬駅を背に真正面の道をまっすぐに進み、[Happo]を左折、すぐに[八方尾根入口]を右折します。しばらく進むと、長野オリンピックで日本ジャンプチーム陣が感動のドラマを繰り広げた「白馬ジャンプ競技場」に到着です。リフトを使ってスタート地点まで登ることができ、そのまま展望台にもなっているので、白馬村の眺望を満喫できます。

P023.jpgジャンプ競技場見学のあとは、もと来た道を[八方尾根入口]まで引き返して右折。いよいよ本ツーリングのベースコースとなる、安曇野アートラインのクルージングのスタートです。安曇野アートラインの白馬山麓部分では白馬村の八方尾根・五竜などの有名スキー場を右手に見ながら県道33号線を直進、[土合橋南]を松本・大町方面に右折し、少し上り坂を行けば程なく[佐野坂]です。

P035.jpg国道148号線(オリンピック道路)を横断して青木湖方面に直進します。湖畔沿いの道を、白馬山麓と安曇野を結ぶ仁科三湖の青木湖、中綱湖の順に進みます。青木湖は仁科三湖(青木湖・中綱湖・木崎湖)の中で最大の湖で、日本有数の透明度を誇っています。北アルプスを背景に、春はオオヤマザクラ、夏は深緑、秋は紅葉、冬は渡り鳥の飛来など四季変化に富んだ姿を見せてくれます。途中、青木湖から中綱湖にいたる道で、道正面に侵入禁止の標識がでてきますが、右折直後左折のクランク状に進行してください。

P052.jpg簗場(やなば)駅を過ぎしばらく行くと、左方向に大糸線の小さな踏切が見えてくるのでそこを渡り、鹿島槍スキー場ゲートの裏側から国道148号線に合流します。あとは、右手に並走する大糸線をはさんで木崎湖を見ながら、緩やかな下りの国道148号線を[木崎湖入口]まで高速クルージングです。ただし、国道区間は、ダンプ、乗用車などの一般車両も多く、路面には穴や轍もありますので、景色にみとれたり、ハンドルを取られないように十分に注意してください。[木崎湖入口]までは、トンネル手前を右側に横断し木崎湖温泉と木崎湖畔を少し走る迂回ルートもあります。

P059.jpgP063.jpg[木崎湖入口]は黒部ダム・大町温泉郷方面へ右折(迂回ルートを通った場合は直進)すると、再び安曇野アートラインのスタートです。次にセブンイレブンのある[西原]へ右折して大町アルペンルートに入ったら、あとは道なりに進みます。大町温泉郷を経由して日向山高原付近の林の間をぬけると、山岳観光コースとして超有名な黒部立山アルペンルートの長野側の起点である、扇沢を目指すプチクライムです。

P069.jpg扇沢から折り返しの復路は、もと来た道をまたまた快適なロングダウンクルーズ。往路通過した日向山高原林の間付近まで下ってきたら、右手にある「すかんぽ亭そば店」でランチタイムです。おすすめは安曇野名物の手打ち蕎麦とおやきのセット。岩魚の塩焼きも絶品です。森林の中で鳥たちのチチッツと鳴く声を聞きながら食べる蕎麦の味は格別です。なぜか店内で流れるジャズも不思議に雰囲気にマッチしていました。

P085.jpgP086.jpg大町アルペンルート(県道45号線)を西原(セブンイレブン)まで戻ってきたら右折して、左手に安曇野を望みつつ、再び安曇野アートラインをほぼ道なりに快走します。安曇野アートラインのこの部分は県道306号有明大町線:山麓線で、微妙な下り加減と直線がただただひたすらに快適で、まさに「安曇野快適クルージング」を満喫できる部分です。世界的絵本画家として有名ないわさきひろさんをフィーチャーしている「安曇野ちひろ美術館・公園」や世界で唯一とんぼ玉と江戸ガラスを常設展示している「ハロー安曇野とんぼ玉美術博物館」で小休止したら、いよいよ快適だけじゃすまされない、観音峠へのプチクライムが待っています。

P093.jpg中房川を渡り、ウィンドマウンテンという釣り堀・バーベキュースペース、森の果樹園、夫婦岩の間を通過し少し坂を登っていくと、左方から右方への登り道と交差する十字路があります。そこを中房温泉方面に右折すると、槍ヶ岳矢村線に入り観音峠への登坂路の始まりです。うって変って荒々しい景観とともに、かなり厳しい登りとワインディングが続きます。時間と体力的に余裕があれば観音峠を越えさらに中房温泉まで行って往復すれば、本格的トレーニングになります。

P096.jpg観音峠で折り返し、再び十字路まで下って穂高温泉郷・松本方面へ右折し安曇野アートラインに戻ります。穂高温泉郷、エミールガレのガラス作品で有名な「安曇野アートヒルズミュージアム」を経由して、烏川橋を左折。県道432号線を下ればゴール地点の穂高駅に到着。穂高駅から宿のある白馬駅までは大糸線を使って輪行です。

P095.jpg安曇野アートライン沿いには、ほかにもたくさんの美術館・博物館が点在しています。実際に館内に入って鑑賞する場合は、クリートカバーか履き替える靴は必携です。また、盆地のせいで夏場ははんぱなく暑いので、熱中症にご注意を。快適ツーリングなら初秋がおすすめです。紅葉が素晴らしく、景観もさらに素敵ですよ。また、途中のこれらの折り返しポイント付近は中部山岳国立公園のおひざ元ということもあり、猿、熊、鹿をはじめ様々なローカル達が普通にアクセスしてきます。リスペクトを払い、びびらずに挨拶だけはしっかりしましょう。くれぐれも防虫対策と熱中症対策は万全に。

■今回のおすすめ機材
P036.jpg今回のツーリングで使ったバイクは、サーベロ R3 SLをシマノ7800DuraAceで組んだもの。ホイールはフルクラムのレーシングスピードを使いました。

■OGKカブト/レジモス
ヘルメットを選ぶ際のポイントは「軽さ」と「通気性」。OGKの「レジモス」は、新型の軽量アジャスターや新素材を使った軽量チンストラップ、効率的な通気性を確保する新設計のベンチレーションホールなどを採用して「軽さ」を実現。さらに、頭を包み込んでしっかりかぶれている安心感のある「ホールド性」と「通気性」もあります。以前の実用・機能面一辺倒からルックスへの配慮もされ、シャープ感な見た目でデザイン性も十分です。

ヘルメットの色は好みによりますが、被視認性と防虫対策の面から白色がおすすめ。ヘルメットに限らず、黒色のアイテムには蜂・アブなどが「突撃」してくる為、本当にエライ目に遭います。草木の多い山岳部や高原地帯などをツーリングするなら、肌の露出部に虫よけ剤を塗るだけでなく、なるべく黒や紺などのアイテムを身につけないか、そうした色の面積の小さいものにしておいたほうが良さそうですよ。

■オークリー/ジョウボーン(OCEモデル)
P113.jpg数々のブランドが乱立するスポーツアイウェアの中でも、その斬新かつ独特なデザイン性と押しの強さ、アクの強さが多くのアスリート達を魅了しているオークリー。自転車競技に限らず、これほど話題性に事欠かないスポーツアイウェアブランドはほかにはないでしょう。どんなルックスの人でも「ちょっとワル」な雰囲気を醸し出せる点も魅力です。

「ジョウボーン」は、フレーム下部が下顎(ジョウ)のように開閉する「スイッチロックシステム」を採用。単なるギミックではなく、特別なコツを必要とせず、誰でも素早く簡単にストレスフリーなレンズ交換を可能にしています。付属のレンズ拭き兼用のソフトケースには内側にはレンズポケットがついていて、ここに換えレンズを入れてコンパクトに携行できます。すでにお馴染みのモデルですがイージーオーダーシステムの「OCE」モデルがおすすめ。ユーザーが本当に必要とするレンズと好みの色・材質のフレームとの組み合わせが最初から選べるのが合理的で良いですね。納期は少々かかりますが、ぜひともこのシステムを活用してみてください。

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