2011年5月31日

ツールド熊野レポート 桜井一輝

2011/5/26‐29 ツールド熊野

プロローグ

プロローグは川沿いの細い道を走る700mのタイムトライアルでした。
橋を渡って対岸に出るため、2つの直角コーナーのこなし方が明暗を分けそうです。

若干の緊張の中スタートを切ると、スタート台のカーペットで滑ってしまい、いきなりバランスを崩してタイムロス。
そのまま攻められずにゴール。
700mで7秒もトップと差が出来てしまい、若干の不安を感じるスタートとなりました。


第一ステージ 赤木川清流コース

第一ステージは赤木川沿いを走るスピードコースです。
なだらかなアップダウンと、ゴール近くにある激坂以外は平坦基調のコースとなり、かなりインターバルのかかるコースとなります。
パレード区間が終わりリアルスタートが切られると、逃げを試みるアタックがかかり、集団が伸びていきます。
ホーム側と折り返し側で激しいインターバルが掛かりますが、中切れを埋めながら何とか周回をこなしていきます。
やはり経験豊富な小畑選手、岩島選手、山本選手は位置取りがうまく、集団前方で走れています。
若生選手もいい位置で走っていますが、私は一度位置を下げすぎて仲切れに巻き込まれました。
何とか周りの選手と協調して集団に復帰し、その後はチームメイトに助けられ、前方で走ることができました。
走っている間、雨がかなり強く振り、コース上でも落車が発生していました。
そんな中でも、今年から使わせていただいているハッチンソン カーボンコンプはグリップに安定感があり、安心して走ることができました。
レースはダンジェロ&アンティヌッチィのコントロールで進み、最終周回を迎えました。
最終周回に入る手前の激坂区間でポジションを下げてしまい、中切れにあってしまいました。
周りの選手と懸命に前を追っている最中、すぐ前の選手達が絡んで落車をしてしまい、私もそこに突っ込んでしまいました。
すぐに起き上がり、体は大丈夫そうであることを確認し、自転車の曲がったブラケットを直してすぐリスタートできました。
エンドも曲がっているらしくギアがきまりませんでしたが、何とか同じように落車した選手や落ちてきた選手と協力し、ゴールにたどり着きました。
初日からダメージを負ってしまい、反省の残るレースとなりました。

第二ステージ 熊野山岳コース

熊野山岳コースは、その名のとおり千枚田という山を3回、札立峠を1回登る山岳コースです。
昨日落車してしまいましたが、献身的なスタッフのおかげで身体も自転車も動ける状態にしていただきました。
期待に応える為にも頑張らねばなりません。
レースはパレード区間を経て、千枚田の上りまでのアップダウン区間に逃げが決まり、リーダーチームの愛三にコントロールされて進みます。
いよいよ千枚田に入ると、はじめの斜度のある区間がかなり速く、自分の位置を守るので精一杯でした。
森を抜けて視界が開けると、斜度もゆるくなり余裕も出てきましたが、結構ギリギリでした。
周りにも岩島選手、小畑選手がいて安心でき、若生選手が調子がよさそうにポジションを上げていくのが心強かったです。
そのまま集団は長く伸びたまま下りに突入しました。
雨の下りは非常に危険で、きついコーナーの度に落車が起こっているような状態でした。
ここでもカーボンコンプが安定したグリップを発揮し、安心して下ることができました。
落車した選手を避けつつ下り終えると、高速のアップダウン区間でメイン集団との追いかけっこが始まり、札立峠の麓までには追いつく事ができました。小畑選手のリードで集団の前方で登り始める事ができましたが、きつい斜度で徐々に遅れてしまい、30人程の先頭集団には入れませんでした。
その後、札立峠で足が合った小畑選手、若生選手、ブリッツェン廣瀬選手と共に走り、経験豊富な廣瀬選手、小畑選手、元気な若生選手に助けられ、先頭から3分遅れ程度で札立峠を通過し、そのまま落ちてきた選手を拾いながらローテーションを回して進みました。
3回目の千枚田に入る直前で後ろから大きなグルペットに吸収され、その後はグルペットで協力し合いながらゴールを目指し、何とか完走することができました。
岩島選手は札立峠の下りで落車にあってしまい、きつそうにしながらも完走を果たしました。本当にタフな選手です。
山本選手は、残念ながら最後の千枚田で下ろされてしまいました。
どのチームも落車やDNFを出し、厳しいレースとなりました。


第三ステージ 太地半島コース

台風が接近し、暴風、豪雨の為、10周回から6周回に距離が短縮されてレースが行われました。
このコースもきついコーナーが多々あり、落車が予想され、また短い上りをこなした後も向かい風の中でゆるいアップダウンをこなす為、ハードなレースとなりました。
スタート1周目はローリングスタートでしたが、スタートが切られるとスピードが上がり、集団は一列棒状になります。
何とかこらえていましたが、3周目の上りでアタックが掛かり、ちょうど頂上付近で遅れてしまいました。
なるしまフレンドからは小畑選手のみが集団に残りました。
その後1周踏んで追いかけましたが、あと50mが縮まらず完全に切れてしまいました。
その後は後ろから追ってきたグルペットで協力し合い、完走を目指しました。

何とか同じグルペットで岩島選手、若生選手と共にゴールをすることができました。


今回は、ダンジェロ&アンティヌッチィをはじめ、プロ選手との差を感じざるを得ませんでしたが、レースを通じて得たものを今後に生かし、また頑張っていきたいと思います。
クラブ員、スタッフをはじめ、応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

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