ロードレースに参加してみよう

●どんなレースがあるの?
日本では、全日本実業団自転車競技連盟が主催する実業団レースが日本最高峰のレースだといえますが、野球に例えるとプロ野球や社会人野球のようなものなので、初心者にはちょっとハードルが高いでしょう。ここではいわば草野球のような、もう少し気軽に参加できるレースを紹介します。

・レースの種類photo
ホビーレーサーでも参加できるレースには、年間を通して数レース開催されるシリーズ戦と一戦一戦開催されるレースに分けられます。東京近郊で開催されているシリーズ戦としては、JCRCとバイクナビ・グランプリがあります。ただしシリーズ戦といっても全部のレースに出なければいけないわけではないので、シーズンの途中から参加や、参加しやすいレースだけ出場もOKです。一戦一戦開催されるレースは主催者や会場など色々です。中にはツアー・オブ・ジャパンやジャパンカップなどのプロが走るレースと併催され、同じコースを走れるものもあります。

・レースの形態
photoレースの形態にもいくつかあります。代表的なものは、コースを決められた周回数で争うクリテリウム、峠の麓から頂上までのタイムを競うヒルクライム、決められた時間内にサーキットを何周できるかを争うエンデュランス(耐久レース)などです。
一般道を閉鎖して街から街へ走るツール・ド・フランスのようなレースは、残念ながらなかなか開催されません。しかし毎年11月に開催されるツール・ド・おきなわは、沖縄本島の北半分の一般道を使って開催される大きな大会です。招待選手によるレースだけでなく、一般のホビーレーサーが参加できるカテゴリーも用意されています。数少ない公道レースかつ開催時期がシーズン終了間際ということもあってこの大会を目標にするホビーレーサーも多く、ロード乗りの甲子園ともいえる大会です。

●レース情報はどこに?
photo一番手ごろなレースの情報源は自転車雑誌(『ファンライド』『バイシクルクラブ』『サイクルスポーツ』など)でしょう。毎月各種レースの情報が載っているので、それらを参考に参加するレースを選んでください。また最近は多くのレース主催者がWebサイトを用意しているほか、自転車情報サイトにもさまざまなイベントの告知が掲載されます。過去のレース結果や写真などの情報が載っていることも多く、レースの情報源としてはとても便利です。

●エントリーは?
エントリーはレースの主催者によって、インターネット、郵便振替、現金書留など色々な方法があります。また、レースの多くは、年齢、性別、レース経験や実力などでクラスやカテゴリーが分かれています。はじめて参加する人は、どれを選んで良いか迷うと思います。まずはレースの主催者などに問い合わせて参加クラスやカテゴリーを決めると良いでしょう。

●参加準備など
参加が決まったら準備が必要です。自転車のメンテナンス(直前で焦ることがないようお早めに)。おもな持ち物はジャージ、ヘルメット、シューズ、グローブ、ボトル、ドリンク、補給食、メンテナンス用スタンド、工具、ポンプ、保険証などです。車での移動が可能な人は、ローラー台などレース前後のウォームアップやクールダウンに使用するものを用意するとより良いでしょう。

●レース当日
当日は体調をしっかり整えてレース会場に向かいましょう。レースといってもそこにたどり着くまでが大事です。あとはレース中でも絶対に無理をしないように! 怪我をしてしまうとお仕事に影響してしまいますからね。