CADEX 42 DISC ホイール!

2020年12月18日

メカニックのオバタ~です!

 

今年は残念ながらなるしま名義ではなくHINCAPIE LEOMO Bellmareチームでレースを走ってきました。

 

今季のレース仕様Bikeの決戦ホイールの紹介

こんな感じですが

いろいろ悩んで今季後半に実践投入したホイールがCADEX 42 DISC TUBULARになります。

CADEXの名前に懐かしさを感じるくらいのお年頃のオバタです!

※GIANTの最初のカーボンフレームがCADEXでした

 

タイヤはMAVIC イクシオングリップリンクを前後に履いています。

Discホイールの重量が気になりさらにチューブラー運用がしたかったのでこのホイールのチョイスとなりました。

 

■店頭に在庫のあるチューブレスを見ていきます!

カーボンリム、カーボンスポーク、アルミハブのパーツ構成になりますこのホイール。

各パーツの作りこみがなかなかです!

その成果でしょうこのホイール軽いです。

フロント613g

リア757g

リムテープ+TLバルブ付きで1370g(実測重量合計)

※カタログ重量が1327gなんですがもしかしたらリムテープとバルブ無しの重さかもしれませんね

 

ちなみに自分のチューブラーはカタログスペック前後で1242gですが。

実測はフロント535g+675gの1210g(予定重量より軽すぎるのはちょっと心配なんですが軽いの好きなので良しとしましょう?)

 

 

■フックレスリム

チューブレスレディ対応のカーボンフックレスリム!

作りはしっかりしています。

 

現在フックレスリム対応を公式にうたっているタイヤが少ないのでフックレスリムのホイールを買うと使えるタイヤが少ないという事態が起きてますが。

 

CADEXのフックレスリムテクノロジーというページを貼り付けておくので興味がある方は是非のぞいてみてください!

CADEX hookless-rim-technology

CADEXが考えるフックレスタイヤ運用!

最近のワイドタイヤの空気圧←やっぱり思っているより低圧推奨だったり面白いです。

最後のタイヤテストプロトコルが公開されてますが、タイヤメーカーにとっては曲者みたいです。

タイヤ表示の最大空気圧の1.5倍入れて24時間放置してベントしないというのがなかなかハードですよね。

 

※テストプロトコルのところの最後にもありますが、テストクリアしなかったタイヤ・メーカーとも協力して対応タイヤが増える様に調整中とのこと期待してます!

 

 

■ハブフランジ・カセットボディーの作り

 

フランジ部この作りこみがそそります!

シマノ対応カセットボディーもこれでもかと肉抜きされてます

 

 

■そしてあまり注目されていないハブの軸回りの話し

カセットボディーを外すとこんな感じでスターラチェットとシャフトが見えます。

 

注目すべきはハブシャフト!アルマイト加工後のシャフトにベアリングの当たる外側にちゃんと刃物の切削加工のあとがありシルバーですね。これはベアリングとのシャフトの組付け精度を上げるために重要な加工になります。

 

※これ当たり前にどこのメーカーでもやっていそうなのにやっていないメーカーもままあります。

※めんどくさい事書きますが、アルマイト後の精度を狙うのとても大変なんですよ。

パーツを順に外していくと

こんな感じです。

フロントハブシャフトのスルーアクスルの差し込み小物もベアリング受け部分はやはり切削されていてガタも無くするりと入る印象でした。

 

やれることを真面目にやったそんなホイールになっていると思います。

 

そんなCADEXホイールに興味がわいてきた方!

お店に来て・見て・スタッフつかまえてCADEXの話ししてみてください。

 

メカニックのオバタ~でした。